ものづくりの通販、自作のアイロンシートやステッカーの材料販売

キーワードから探す

商品別特集記事 ものづくりの通販、自作のアイロンシートやステッカーの材料販売

初心者向けアイロンシートの使い方「アイロンシートの基本」 アイロンシートについて

初心者向けアイロンシートの使い方

お客様より質問がありましたので、簡単に記載いたします。
アイロンシートを手に入れたときに、どのように見れば良いのか、使えばいいのかを記載します。
今回はカッティングタイプのアイロンシートの使い方を説明します。
いくつか他の記事と被っている内容もありますがご了承ください。
このページの目次

1.アイロンシートの使い方
2.カットする場合
3.カット時の注意点
4.加工時に注意する点

1.アイロンシートの向き

アイロンシートの向きを説明します。
アイロンシートは透明のフィルム(耐熱のフィルム層)と、色のフィルムの層に分かれています。

透明フィルムの方を上にし、アイロンを透明フィルムの方から当てます。
アイロンシート
色層のフィルムの方は熱で溶ける糊がついています。
そのため、色フィルムの層に多少の傷がついていても隠れます。

2.カットする場合

カッティングマシンでカットする場合は透明フィルムとは反対側、色フィルムの層(糊の層)をカットします。
そのため、透明フィルムの層を下にして、カッティングマットに貼り付けます。

サンプル

ハサミやカッターでカットする場合
ハサミやカッターでカットする場合は、透明フィルムの方にマジックなどでカット線を書き、その線に沿ってカットすると良いです。


サンプル
色層のフィルムの方は熱で溶ける糊がついています。
そのため、色フィルムの層に多少の傷がついていても隠れます。

3.カット時の注意点

カット時の注意点は、カットの向きです。
カッティングマシンでカットする場合は鏡像、左右反転でカットします。
左右反転でカットすると、透明フィルム側から見たときに正しい位置になります。

サンプル

ハサミやカッターでカットする場合
透明フィルム側から見て、正しい位置になるようにカットします。
透明フィルム側がプレス側で、色フィルム側が生地に対して貼りつく側と考えてください。


サンプル

4.加工時の注意点

加工時の注意点

必ず条件に沿って加工すること
シートは直接アイロンのコテに当てないこと

温度と時間がそれぞれのシートに記載されているため、その条件に沿って加工します。
例えば150℃15秒と記載があれば、必ずその条件に合わせて加工します。
温度や時間が不足していると剥がれる原因となります。

圧力は強めに加工が必要なため、体重をかけて加工します。
サンプル
※体重をかけて圧力をかける

 

家庭用アイロンで加工する場合は、5〜10秒程長く加工すると良いです。
透明フィルムがついている場合はその上から、剥がしてプレスする場合はあて布またはシリコンペーパー(クッキングシート)を重ねて加工します。
アイロンのかけ方
あて布をする場合、温度の伝わり方が多少落ちますので、やや高めの温度または長めの加工をすることをおすすめします。

最後に、アイロンの加工は長くすればいいというモノではありません。
熱をかけすぎると、糊が浸透しすぎて剥がれてしまう場合がありますので、条件には従うようにお願いいたします。